住◎談話室へようこそ (*-*)/~44
全盲のピアニスト 辻井 伸行さん 先日 NHKクローズアップ現代 で 全盲のピアニスト 辻井 伸行さんを 取り上げておりました。 先月 アメリカで 第13回ヴァンクライバーン国際ピアノコンクール に 優勝したのが 記憶に新しいところです。 コンクールの一人の審査員が 「彼の演奏がはじまったら、 採点のノートを閉じて 聞き入ってしまった。」 と 話していました。とても 素直な演奏だったと…… また ある人は、 「鍵盤に対する 身体の動きが 自然で無理がない、 大きい音でも たたき付ける様な事はなく、小さな音でも きちんと響かせている……」と。 ドイツの小さなホールで、お客さんの厳しい雰囲気に緊張しながらも、 演奏とともに 聴衆を和ませ、拍手とアンコールとスタンディングオベーションで 無事コンサートを終えた姿が 初々しかったです。 お母さんは、彼が生まれた時、 彼が生まれながらに この障害を持っている事を とても悩んだそうです。 ショパンの 「英雄 ポロネーズ」 を よくかけていたそうなのですが、 <英雄ポロネーズというところが すごい! わたくしは 我が子に ヴィバルディの四季 をよくかけていました。> 彼が 8ヶ月の時、その曲にあわせて手足を動かしているのに気がつき、 ピアノを習わせようと思われたそうです。 楽譜は見えないわけですから、 右手 ・ 左手それぞれの演奏テープをつくり、 練習して行ったそうです。 研ぎ澄まされた、聴覚から 彼の才能が開花したのですね。 赤ちゃんの時から聴いていただけあって ショパンが好きなのだそうです。 来年は、ショパン 生誕100年。 わたくしは 今年に入って 男性ピアニスト ランランの 力強い、ポロネーズ (NHK教育) 女性ピアニスト 仲道郁代さんの 繊細な ポロネーズ (BS2 音楽探偵 アマデウス) を みました。 来年は 記念公演で 辻井さんの辻井さんらしい ポロネーズが 聴きたいものです。 さらなる 飛躍を 祈って、 辻井 伸行さんに エールを贈りたいと思います。
by takematugumi
| 2009-07-06 16:36
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